改めて危険を知って ~自転車安全運転授業~
昨日の6時間目、クリエ株式会社の安藤様にお越しいただき、全校生徒に「自転車安全運転授業」を行っていただきました。
始めに、自転車の事故に関するデータを示しながら、近年どのような事故の実態があるかを話されました。ヘルメットの着用状況別の致死率の比較グラフから、「ヘルメットなしでは亡くなる確率が約2倍になる」という事実が示され、生徒たちは真剣な表情で聞いていました。また、自転車での加害事故例を3件紹介されました。実際に中学生が加害者となった事例もあり、多額の損害賠償を命じられる可能性があることを学びました。
次に、自転車が車道を走行する動画を見ながら、「3つの間違探し」をしました。近くの生徒と相談しながら、各学年1名ずつ、挙手・発言をしました。発表し、正解が告げられると、自然と拍手が起こっていました。答え合わせを兼ねて再度視聴する際には、「自転車は、道路交通法では“軽車両”に分類される。押して歩くと“歩行者”として扱われ、歩道を通行できる。」など、法律に基づいた説明をしてくださいました。
生徒たちはメモを取ったり、反応しながら聞いたりと、集中して取り組んでいました。
鵜沼中の通学路の中で危険な場所についても、実際に自転車を運転した動画を見せて、スピードを出し過ぎたり並進したりすると、歩行者や車を巻き込む事故の危険性があることも知らせてくださいました。
「これぐらいいいだろう。」「車が止まってくれるだろう。」と勝手な判断をしていると、自分や相手の命や生活を壊してしまう大変な結果につながります。今回の授業で気づいたことや学んだことを思い出しながら、安全に自転車に乗ってほしいと思っています。