学校給食週間「御膳もみごはん復活献立」

 

今週は、学校給食週間でした。給食の意義や役割についての理解を深め、関心を高めることを目的に毎年この時期に設定しています。今年のテーマは、大阪万博が今年開催されることにちなんで、「学校給食万博博覧会」として、開催国や参加国の料理を日替わりで提供してきました。

学校給食週間5日目、最終日の今日は、岐阜県の食材を使った給食でした。中でも、「御前もみ」ごはんが今日の主食でした。御前もみというのは、江戸時代に、将軍を始め大奥の人々が食べるため献上されていた米のことで、各務原市が御膳もみの生産地となっていたことが各務原市の調査でわかりました。そこで、江戸時代の資料をもとに、有機肥料を使用して栽培された御膳もみご飯を、市内の各校で給食で提供することとなりました。普通の米よりも米の粒が大きいそうです。普段のご飯には麦が入っていますが、今日は白米だけで炊いています。

おかずは、豚肉の肉豆腐、岐阜根菜味噌汁、みかんでした。味噌汁には、郡上味噌も使われていて、独特の風味も感じられました。

また、給食時間には、市内の栄養教諭が作成した動画で御前もみについての説明もありました。それを視聴しながらおいしくいただきました!