「災害について学ぼう」 ~3年生総合的な学習の時間~
今年度、3年生の生徒たちは、総合的な学習の時間に「防災」をテーマに学習していきます。その一環として、12日(金)に、各務原市役所防災対策課からお2人の職員の方にお越しいただいて、「災害について学ぼう」をテーマに講話をしていただきました。
「災害」と一口に言っても、いろいろあります。講話の中では「風水雨」「地震災害」「その他」に分けて、これまでに日本で発生した災害について話していただきました。今年のはじめに起きた能登半島地震についても触れていただきました。
クイズも交えながら、災害や防災に関する基本的な知識も学びました。
災害を防ぐための基本的な考え方や今できる防災についても学びました。
家具の転倒防止のために、固定することや配置替えの考えも教えていただきました。少しのことで、自分や家族の命や身体を守ることができます。また、自治体から出される警戒情報や、市で作成されている「防災ハンドブック」や「防災ハザードマップ」も紹介していただきました。この鵜沼中校区は、特に土砂災害警戒区域に指定されています。日頃からの備えも大切です。備蓄についても学びました。
風水害、地震災害ともに、日本国内ではたびたび起きていて、多くの方が亡くなったり避難生活を余儀なくされたりしています。一度災害が起きると、市内の小中学校では避難所として使われます。避難所での生活は、プライバシーや衛生環境など、課題も多くあり、避難所へ避難することだけが避難ではないということも教えていただきました。
今年は、PTAの子育て委員会で、夏休みに「話そう 語ろう 我が家の防災」に取り組むことが提案されています。特に3年生のみなさんは、この学習を活かして、ぜひそれぞれの家庭で話し合って備えてほしいと思います。