防災について考える ~2年生~

 

今日は、岐阜県の防災減殺センターから、防災士の伊藤様、冨ケ原様にお越しいただき、防災について学ぶとともに実際の自分たちの生活から考える活動を行いました。

まずは、自宅にいる時に大雨が降って災害の危険が迫ってきたらどこに逃げるか、どれだけ時間がかかりそうかを考えました。なぜその場所を選んだのかを聞かれると、「山から遠いから。」

鵜沼地区や自宅周辺の地形や危険な場所などを想像しながら、生徒たちはどこに逃げるのかを考えました。すると、「本当に安全?」と問い返されました。自分たちは安全だと思っている場所でも、危険が潜んでいる場合があります。また、「車で逃げる」も、洪水の場合は大変危険だそうです。

鵜沼中の周辺は土砂災害警戒区域になっています。鵜沼地区のハザードマップを見ながら考えていきました。生徒たちはあまり見たことがありませんでした。ぜひ、ご家庭でも確認をお願いします。

また、朝の10時に避難指示が出た時に、避難場所まで何を持って行くかも考えました。「懐中電灯」と答えた生徒には、「それだとトイレに行ったときに片手が使えないよ。」

実際の行動や生活をイメージすると、よいと思っていたものも、実はあまり役立たなかったり自分たちの命を危険にさらしたりするものもありました。また、実際に持ち出し袋を用意している家庭が少ないようです。さらに「自分の」持ち出し袋となるとほとんどいませんでした。

今回学んだことを、ぜひ家庭でも話し合うようにと、講師の方がおっしゃってみえました。「自分は大丈夫」はどこにも根拠がありません。ぜひ、お子さんから話を聞いていただいて、各ご家庭でも備えていただきますようお願いします。