安心して自分の考えを言い合える授業をめざして

 

今年度は、「教室は間違えるところ」を合言葉に自分の考えを進んで仲間に伝えることができる授業をめざして取り組んでいます。しかし、自分の考えがもてても、積極的に挙手をすることにつながっていない現状もあります。そこで、学習長会が中心となって、みんなが安心して自分の考えを言い合える授業にするために、全学級で放課後の時間を使って話し合いをしました。

自分の意見を発表するときに、どんな気持ちを感じているかや、安心して自分の考えを話せるようになるために仲間にどんなことをしてほしいかを班で交流したり学級全体で話し合ったりしました。

「間違っていたらどうしようと不安になる」「周りがどんな反応をするかが心配」など、率直に感じていることを仲間に伝えました。また、安心して話せるようにするために、「ちゃんと聞いてほしい」、「反応があるといい」、「違っていても前向きな反応をしてほしい」などの意見がでていました。

この話し合いの終盤では、明日から学級で頑張ることを確認しました。

不安な気持ちはだれでも感じていることが、改めてわかったようでした。だからこそ、互いの意見を大切に、尊重し合って学び合える雰囲気を、どの学級もつくっていけるようにしたいと考えています。