加害者になるかも ~自転車安全運転授業~
クリエ株式会社の安藤様、東京海上日動の大森様にお越しいただき、全校生徒に「自転車安全運転授業」を行っていただきました。
自転車に乗っていると、被害者になると思いがちですが、加害者になることもあります。そうした実態から教えていただきました。
自転車に乗っていて、信号のない交差点で自転車で人をはねた交通事故では、裁判で9,521万円の損害賠償を命じられたこともあったとのことです。大変高額なお金を払わなければならないことがあることに、生徒もびっくりです。
そんな状況にならないためにも、動画を見ながら正しい運転の仕方から確認しました。
近くの生徒と話し合いながら確認し、挙手をして考えを発表しながら進みました。考えながら視聴することができ、正しい運転の仕方が自覚できたようです。
二人乗り、ながらスマホ、イヤホンで音楽を聞きながら、並進(横2列で)、整備不良などは「安全運転義務違反」となります。繰り返すと14歳以上であれば自転車運転講習を受けなければならなくなるそうです。さらにそれでも繰り返すと、罰金を科されることも教えていただきました。
もし、自分がスマホを見ながら自転車を運転していて事故を起こしたらどうなるか、シミュレーションをして見せてくださいました。
賠償金等を支払って解決になったとしても、被害者の方に後遺障害等があるようであれば、心の傷や被害者の怒りが残り続けるとも教えてくださいました。
学習したことを、クイズで確かめました。多くの生徒が正解していました。
また、校区の危険な場所も動画で実際に撮影して見せてくださいました。普段何気なく通っている道も、改めて危険が多いことに気づかせてもらえました。
代表生徒のお礼の言葉にあったように、「自分の安全だけでなく、周りの安全」も守れるよう、今日の学習を活かして、ルールを守って乗りましょう。