地元の農業について、先輩から学ぶ ~1年生 鵜沼学~
1年生の総合的な学習の時間に、鵜沼にあるFOREST FARMの代表取締役 林 亮輔様にお越しいただいて、にんじん農家として仕事をされている様子を学びました。林さんは、この鵜沼中の卒業生で、「先輩」です。
もともとご実家がにんじん農家をされていたそうですが、仕事を継いで10年目になられるそうです。子どもたちがもっている農業のイメージは、「大変そう」「土をさわったりするので汚い」「お年寄りのすること」です。また、最盛期には鵜沼地区に150世帯あったにんじん農家が、現在は40世帯にまで減少していて、さらに、90%以上が60歳以上の方となっており、高齢化と担い手不足が現在の大きな課題であるとおしえていただきました。
そんな中で、林さんは、にんじんを加工品にしてさらに販路を広めること、そしてカフェを経営してそこで規格外のにんじんを使うことの2つに活路を見出して活動されていると話されていました。また、今回本校に来ていただいたように、学校等での講演活動にも取り組まれているそうです。
最後に、「何でも一生懸命取り組めば、楽しくなる」と語っていただきました。当初もっていた農業に対するイメージも、林さんが楽しそうに生き生きと話される様子から変わっていったのではないかと思います。
質問タイムでは、「おすすめのにんじん料理は?」「仕事のやりがいは?」「ここまで頑張れる理由は?」など、進んで質問する姿がたくさんありました。
身近なにんじん、そして先輩から多くの学びがありました。ありがとうございました!