東日本大震災を知る事前学習 ~1年生総合的な学習の時間~

 

各務原市では、東日本大震災の直後から、「愛のともしび事業」を立ち上げ、宮城県南三陸町にボランティアを多数派遣してきました。その後、各務原市医師会の後援もあって、中学生の派遣も行ってきました。その一環として、昨年度からは、南三陸町で長年副町長を務められ、自らも被災されながら、町の復興に尽力されてきた遠藤健治さんに、Zoomでつないでお話を聞かせていただく活動をしています。昨年度は全校生徒でお話を聞きましたが、今年度は1年生の生徒が、来週9月27日(水)にお話を聞く予定になっています。

今日は、その事前学習として、これまで南三陸町へボランティアとして毎年足を運んでいる本校職員から、東日本大震災や遠藤さんのことを知る機会を設けました。

写真や動画を見ながら説明を聞きました。

ボランティアとして活動してきた様子や、「愛のともしび事業」で派遣された中学生たちの活動も紹介しました。大川小も中学生たちが訪れました。

遠藤さんは、震災当日、町の防災対策庁舎で仕事をされており、10mを超える大津波が来ることを知り、庁舎の屋上へ逃げたそうです。しかし、その屋上も、津波に飲み込まれてしまいました。一緒にいた方も流され、残った人がわずかしかいなかったことも知りました。

1年生の生徒たちの中には、震災のあった2011年に生まれた生徒もいます。恐らく、初めてこの惨状を知った生徒もいたと思われます。

その後の復興の様子も、写真を見ながら知ることができました。

メモを取りながら視聴している生徒もいました。

感想や遠藤さんに聞きたいことをまとめました。

遠藤さんには、あらかじめ生徒からの質問を送り、当日お話していただく予定です。