日頃から備えることが大切 ~4~6年生 防災教室~
今日は、市役所防災対策課から2名の方にお越しいただき、4~6年生を対象に防災教室を開催しました。各学年ごとに、体育館でお話を聞きました。
最近は、いろいろな災害が日本でも起きています。地震、津波、水害、土砂災害などです。その中で、今日は地震を取り上げてお話ししてくださいました。
まずは、これまでに起きた大きな地震についてです。阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震の時の様子を写真で紹介していただきました。建物が崩れたり火事が起きたりと、大変大きな被害を受け、多くの方が命を落としたり避難生活を送ったりしています。
南海トラフ地震が今後起きることが予想されていますが、その場合の各務原市の被害予測も立てられています。震度6弱の揺れが予想され、避難者は約1万5千人になるのではないかと考えられています。
次に、地震が起きた場合のいくつかの場面でのとっさの一言を考えました。
大きな地震が起きると、水が出なくなります。トイレも使えなくなります。そうした生活を想像しながら、自分ならどんなことを言うかを考えました。
想像もしていなかったような避難所での生活です。特にトイレが困ることを実感しました。
そして、地震への備えについて考えました。家での備蓄をしている、さらにその備蓄品がどこに置いてあるかを知っているという児童も数名いました。市でも備蓄倉庫にさまざまな物品が用意されていますが、食料ではたった1日分しか準備されていません。
各家庭で最低でも3日分の食料や飲料水を用意しておくことが大切です。また、携帯トイレなども工夫されて、ホームセンターなどでも手に入れることができます。
いつかは起きる災害に、日頃から備えておくことが大切です。「自分たちの命は自分たちで守る」、そんな心構えが必要だと教えていただきました。
終了後には、4~6年生の児童に、非常食と携帯トイレ、各家庭で備えておくとよいものを書いたプリントを配っていただきました。
ぜひ、食べてみて、口に合うものを備えておいてくださいとのことです。
ご家庭でもこの機会に、話し合いながら備えをお願いします。