自分で決めて、自分で生活づくりを

 

現在、家庭訪問で担任がお邪魔させていただいています。ご家庭でのお子さんの様子などお聞きしながら、今後の学校再開に向けて保護者の皆様と協力して取り組んでまいります。

そんな中で、1年生の素敵ながんばりを見つけました。紹介します。

2月の入学説明会で、4月の入学までの準備として家庭で取り組んでいただく「チューリップ大作戦」の用紙をお配りしました。この子は児童館などにもおいてある用紙も使い何枚も取り組んでいました。特に、決められたことだけを取り組むのではなく、お家の方と相談して自分の約束(めあて)を決めて、毎日振り返りをしていることがすばらしいです。入学式に校長が話したことをもとに約束を決めています(その時に1年生に見せたものそっくりの花も切って貼ってありました)。よく見て、よく聴くことができていたのですね。とてもうれしいです。

また、できたら色を塗ったりシールを貼ったりして、「できた」ことを自分で実感していることも大切なことです。

「言われたことをやる」「決められたことをする」だけではなく、「自分にとって必要なことを自分で考えて決めて行う」ことはこれからとても大切な力になってきます。また、自分で決めたからこそ、多少困難があっても何とかやり抜こうと思えるものです。さらに、お家の方からの認めや励ましがあると一層、「次も!」と頑張れます。

4月27日、28日に配付した学習課題の中に、振り返りカードを入れてあります。ぜひ、お子さんと一緒に、めあてを決めたり、一日の過ごし方のいくつか(起きる時刻、寝る時刻、食事の時刻や学習する時間帯、取り組む学習内容、お手伝いなど)を決めたりして取り組んでいただけるとよいと思います。自分で決めて、自分でやり抜く、そんな力をつけていきましょう。