地域の方にお手伝いいただき、車椅子体験学習~5年生総合的な学習~
4日(木)に、5年生の児童が総合的な学習の時間に、福祉の学習の一環で車椅子の操作や介助を学ぶ体験学習を行いました。市の社会福祉協議会の多田羅さんや、尾崎地区の社会福祉協議会会長の深田さん、そして地域の高齢者の皆様にもお手伝いいただきました。
車椅子の扱い方について、説明していただいた後は、班ごとにお一人ずつ高齢者の方に入っていただき、自己紹介をして活動がスタート。
段差のあるところや横断歩道、ジグザグに進んだり、坂道を登ったり下りたり。普段何気なく通っている学校の正門付近も、改めて坂になっていることを実感しました。初めは、こわごわ押していましたが、だんだん慣れて仲間と協力して介助する班が多くなりました。
途中で雨が降ってきたため、急遽体育館に会場を移して、体験を続けました。車椅子に乗ったままペンを拾ったり、マットの上を進んだり。コンクリートや木の床などの固いところとは勝手が違い、なかなか前に進みません。また、車椅子に座ったままでは自動販売機が使いづらいこともわかりました。
「今日の体験をもとに、これから町で車椅子の方を見かけたら、声をかけてお手伝いをしたいと思いました」
という代表児童の言葉のとおり、周囲に目を向け、今の自分にできることは?と考えて行動できるようになりたいです。