【5年生】DIG(災害図上訓練)を行いました。

11月15日(水)に日本防災士会より荒川 宏様にお越しいただき、DIG(災害図上訓練)を行いました。

DIGとは、Disaster(災害)Imagination(想像力)Game(ゲーム)の頭文字を取って名付けられたもので、参加者が地図を使って防災対策を検討する訓練です。
今日の図上訓練ではグループごとに地図を囲み、崩れたり、倒れたりしてきそうな危険が予想される場所や、一時避難場所などの安全な場所などを地図上に書き加えながら、議論を進めていきました。

 

 

 

 

 

 

 

危険なところ、安全なところの書き込みを終えた後は、もし大地震が発生した際には自宅からどこへ、どのルートを通って避難するとよいのかをシミュレーションしました。

 

 

 

 

 

 

最後は、各クラスのグループが学んだことなどを発表しました。

「一時避難場所と避難所の違いを初めて知りました。」

「私の家から一番近い避難場所は○○公園だとは思うけど、大雨の時には川に近く、土地の高さもあまり高くないので、その時は少し遠いけれど、別の▲▲という避難所に避難しようと思います。」

「いざ、家の近くの避難場所を書き込もうと思っても、自分の家の近くの避難場所がどこなのかがはっきりとは分からなかった。」など、多くの学びを得ることができました。

今日行った活動やそれを通して学んだ内容についてご家庭でも話題にしていただき、「家にいたときは?登校中の場合は?習い事に行っていたときは?」など、様々な状況を想定して、どこに避難するとよいのか、避難した後、ご家族に自分が無事であることを知らせるためにはどんな連絡手段がありそうなのかなどをシミュレーションしていただけると幸いです。

5年生では、総合学習のテーマのひとつに「防災」を定めております。

今後は校外学習なども行いながら、自分たちが住む地域のこと、さらには校区内の他地域のことなどへの理解をさらに深めていけるように学習を進めていきます。