那加一の昔を学ぶ会
25日(木)、「那加一の昔を学ぶ会」が行われました。来年度、本校は創立150周年を迎えます。
150周年を迎えるにあたり、様々なイベントを計画しています。今回の行事は、150周年を迎える那加一小について、どんな学校だったのか、どんな行事があったのか等、今までの学校の歴史や文化について興味をもち、自分たちの学校について理解し、学校に誇りをもったり愛校心を高めたりすることをめざして実施しました。
学年ごとに1時間ずつ、世代の違う3人の本校出身の講師の先生をお招きして、当時の学校の様子をお話していただきました。
まず、70歳代、80歳代では、伊藤正博様、遠藤善三様、小島秀俊様からお話を伺いました。
校舎が木造だったことや、教科書は自分たちで購入したり、兄弟や近所の人から譲ってもらったりしていたことなど、驚くことばかりでした。
続いて、40歳代では、遠藤泰功様、杉山浩一様、千住彩様からお話を伺いました。
全校で自分たちが育てたサツマイモの収穫祭が行われ、クラスで神輿を作り、学校周辺を練り歩き、最後に学校で神輿を燃やしてみんなで焼き芋を食べたこと、「あしあと」運動が盛んに行われ、那加一小のオリジナルソング「あしあと運動」の歌を全校でよく歌っていたことなどを教えていただきました。
「あしあと運動」の歌詞は、本校の玄関に額に入れて掲示してあります。
最後に、20歳代の黒田瑠香様、松原三和様からお話を伺いました。
10年くらい前にご卒業されたのですが、コロナ禍で学校が変わってしまう前の学校の様子を教えていただきました。全校で取り組んでいた運動会、6年生が行っていた組み立て体操のこと、また、那加一といえば“歌声集会”というように、毎日学級や全校で合唱をする機会がたくさんあったことなど、合唱が本校の伝統であったことなどを教えていただきました。
今回の会では、那加一小が今日まで大切にしてきた伝統に誇りをもち、今後もさらに続いていく自校を大切にしていこうという思いをもつことができました。
講師の皆様方の母校を思う熱いお気持ちに感謝いたします。