【4年生】福祉体験学習
4年生では現在、総合的な学習の時間で福祉について学習しています。
これまでは本やプリントで概要を学んできましたが、体験を通してさらに理解を深められるよう、体験学習を行いました。
これまでに行った2回の学習をご紹介します。
10月19日の第1回は、競技「ボッチャ」を体験しました。
ボッチャとは、ヨーロッパで障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックでも正式な種目となっています。目標となる白いボールに、各自のボールを投げる・転がす・蹴るなどしていかに近づけることができるかを競います。
各務原市社会福祉協議会と、岐阜県障害者スポーツ協会の指導員の方に来ていただき、指導を受けながら実際に競技を体験しました。
子どもたちからは、
・パラリンピックでやっているのをテレビで見た。
・ルールや結果が分かりやすくて親しみやすい。
・種目としての楽しさがやってみて分かった。
・実際にやってみて、パラリンピックに出ている人たちはすごいと実感した。
と初めて行う競技を楽しみながら体験できました。
5日の第2回は、盲導犬についての学習をしました。
「視覚障害者生活情報センターぎふ」にお勤めの藤田 亜希さんに、盲導犬「バルダー」と共に来校していただき、ご講話いただきました。
事前に盲導犬について学んでいた子どもたちでしたが、資料だけでは分からなかった実際の生活について、次々に質問が上がりました。
「街を安全に歩くには、誰かに付き添ってもらう方法もある。その場合互いの予定が合わなければならないが、盲導犬がいてくれることで、視覚に障がいがあっても自分の意思で自由に外出ができるようになる。」
という藤田さんの話に、盲導犬の存在意義を深く理解したようでした。
それと同時に、自分たちにできる手助けは何だろうかと考えている様子も見られ、自分の生活に引きつけて考えることができたようです。