情報モラル放送

 

10月7日(月)

6時間に、ICT支援員の三輪さんが情報モラルに関することについて、映像やクイズを交えながらお話してくださいました。今回は、特に「著作権」と「肖像権」の二つの内容についてでした。

著作権とは、 自分が創作した著作物を無断でコピーされたり、利用されたりしないための権利のことです。最近では、インターネット上で著作物を勝手にアップロードする「違法アップロード」や、違法アップロードされた著作物をさらに他の人がダウンロードする「違法ダウンロード」が問題になっています。もし、違法アップロードをすると刑事事件では、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金もしくはその両方、民事事件では、著作権者から損害賠償請求をされます。違法アップロードの期間や本数、違法ダウンロードされた件数などによって賠償金額は変動しますが、過去の事例では数百万~数億円など、学生では到底支払えない額が請求されています。

肖像権とは、顔や体を勝手に撮影されたり、撮影された写真や動画を許可なく使われたりすることを拒否できる権利のことです。今では、SNSに写真を掲載することは普通です。しかし、その写真も写っている相手に掲載してよいかを確認しなければなりません。

どちらも日常生活の中で起こりうることです。知っておかなければならない大事な「情報モラル」であることを考えながら、真剣に話を聴きました。