ひびきあい集会
12月12日(火)
パラリンピック選手の齋田悟司さんを講師に迎え、体育館で講話をお聞きしました。
齋田選手は、14歳から車いすテニスを始め、1996年アタランタでパラリンピックに初出場されました。その後、より本格的に車いすテニスに取り組み、海外ツアーを積極的に転戦するなど、日本国内の車いすテニス界を牽引する存在となられました。「車いすテニス世界国別選手権」で二度優勝、さらにパラリンピックにおいてはアトランタからリオまで6大会連続出場され、数々のメダルを手にされています。
齋田選手は「夢(目標)を持つ」ことについて、次の4つのことを大切にしているそうです。
「①夢を実現するための計画を立てる」「②計画を実行する」「③軸をぶらさない」「④平凡な努力を積み重ねる」
そして、「④平凡な努力を積み重ねる」ことを続けていくことで「非凡になる」と語られました。
また、ボールに対してどんな局面・体勢でも「軸」をつくることが最も大切であり、それは夢の実現に向けての「③軸をぶらさない」ことについても通じると、ステージ上で実際にラケットを振り、ぶれない「軸」を示されました。自分自身が「こうしたい!こうなりたい!」と心構えや考えの軸――「心の軸」をしっかりと持つことの大切さが伝わり、齋田選手の姿に生徒たちから拍手が起こりました。
生徒からの質問タイムもありました。
「斎田選手にとってテニスとは何ですか」という質問に齋田選手は次のように答えてくださいました。
「テニスは自分の人生そのもの。好きなことを仕事にできることは幸せです。」
そして、講話の最後は次の言葉で締めくくられました。
If you can dream it, you can do it!(夢は実現できる!)
中央中学校の皆さんの夢の実現はこれからです。夢を持ち、「心の軸」を持つこと、夢の実現に向けての努力を続けられる自分づくりを願っています。