３月２５日、第４５回卒業証書授与式が行われました。今年度は、コロナ禍で保護者の参列は２名まで、座席も会場内いっぱいに間隔をあけて設置するなど、配慮をして行われました。卒業生３５名、堂々と一人一人がマイクの前で思いを伝えることができました。厳粛な中にも、喜びにあふれた式となりました。式が終わり退場すると、式場の外では、放課後児童クラブの子どもたちが、手作りのお祝いの横断幕で出迎えてくれて、卒業生も保護者の方々も大喜びでした。また、このサプライズのほかに、この日のために、さらに３つのサプライズがありました。

一つ目は、卒業生一人一人がこれまで支えてくれた家族などに宛てた手紙が、児童の手作りのペーパークラフトのスタンドに立てて置かれました。この手紙は、卒業生が教室で最後の学級会活動をしている間、会場に残った保護者に読んでいただきました。このペーパークラフトのスタンドは、リョクエンナーレの方に教えていただきながら児童が作ったものです。自分の好きな色の用紙を選んで作りました。

二つ目は、緑苑地区社会福祉協議会、青少年育成市民会議、見まもり隊、リョクエンナーレなどの地域の方々が、子どもたちのために作ってくださった「メッセージカード」でした。これをペーパーデコレーション協会の大谷先生が、作ってくださった封筒に入れて持ち帰りました。地域の皆様から、日頃のご協力や支援に加え、さらに温かい気持ちが形になったサプライズでした。

三つ目は、緑苑地区社会福祉協議会、青少年育成市民会議の皆様から、児童一人一人に、花束をいただきました。今年度、コロナの影響で様々な地域行事が中止になってしまったことに対して、この日にせめてもの気持ちとしていただいたものでした。この花束は、児童が学級活動で教室に戻ったとき、机の上に置かれていました。卒業生には、学級担任から地域の皆様の気持ちを伝えました。本当にありがとうございました。