普段の生活習慣を見直して ~4年生生活習慣病予防講話~

 

今日は、学校医 横山朝子先生を講師としてお迎えし、4年生の児童を対象に、生活習慣病予防講話を行いました。

近年、小児生活習慣病予備軍は5人に1人とも言われ、特に肥満と高コレステロール血症は増加傾向です。例年、市の学校保健会では4年生を対象に脂質(血液)検査を実施しており、その結果をもとにしながら、児童と保護者に生活習慣を見直すための講話をしていただきました。

10才で太らず健康に成長していくためのエネルギーは、1日で2000~2400kcalです。例えば、カツカレーは1066kcal、ハンバーガーショップのフライドポテトのMサイズは、452kcalもあると教えていただき、びっくりです。また、グラウンド1周で消費できるカロリーは、ポテトチップスでは何と1枚分だけ。普段、何気なく食べているものが、意外にカロリーが高いことがわかりました。

カロリーの高い食事を続けたり、運動をせずゲームやテレビばかりの生活をしたりすることが、将来大人になった時に成人病といわれる心臓病、糖尿病、高血圧、脳卒中になる危険性を高めます。大人になってから生活習慣を変えても、遅いことも教えていただきました。何でもよく食べる、身体を動かす、この2つが大切であることを学びました。

「規則正しい生活をして、健康に過ごしたいです」、普段の生活習慣の大切さを実感していました。