平成28年度PTA会長 退任のご挨拶
まずはじめに、昨年4月にPTA会長という大役を仰せつかり、また無事に1年間、全うさせていただきましたことを、皆様に心より感謝いたします。また本日、退任の日を無事に迎えられましたのも、ひとえに先生方、本部、代表委員の皆様、また各委員会、会員の皆様の多大なるご協力によるものであったと、実感し心より感謝しております。
近年、メディア等ではPTA不要論が議論されております。ここで考えていただきたいのは、近年の少子高齢化による小児人口減少により、1学年あたりのクラス数が減り、1校あたりの先生の人数も激減しております。このことからもわかるように、教員数の多い那加・蘇原地区辺りの小学校と比べ、特に本校規模の学校においては、子ども達の学校生活、また学校運営、運動会の準備1つにしても、PTAの協力なくしては不可能であることを、1年間関わり、痛感いたしました。
今後、さらなる少子化により、PTA活動も一人あたりの負担がさらに、増してくることが予想されます。また、各務原市においても実際にそのような状況になってきている学校があるらしいと聞きます。PTA不要論もそのようなところから出てきた議論だとは思いますが、逆に児童数の少ない、先生の人数が少ない学校ほど、PTAが重要ということを理解していただければ幸いです。
どうか本年度のPTA役員、会員の皆様におかれましては、今後につながる、無理のない活動を提案、改善していただければと願います。
以上をもちまして、私からの最後のご挨拶とさせていただきます。
1年間ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
平成28年度 各務原市立各務小学校PTA会長 西脇 弘輝