各務原市立稲羽西小学校へようこそ504-0931 岐阜県各務原市大佐野町1-233 TEL058-383-3481 FAX058-371-8105

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岐阜県の教育を理解する上での基礎知識

「PISA型学力」
従来の学力測定では、測るという目的を持つ限り、ペーパーによるテストにとどまらざるを得ない限界性があります。PISA型学力というのは、「児童生徒の持っている知識や経験をもとにして、自らが将来の生活に関する課題を積極的に考え、知識や技能を活用する能力があるかを見る」もののことです。

1家庭1ボランティア」運動

 岐阜県道徳教育推進協議会が進める道徳実践県民運動。親と子の心のふれあいを通して、温かい家庭を築き、心豊かな子どもが育つようにと、家庭や地域でのボランティア活動を呼びかけている。実践フォーラムを開催したり、作文や絵画を募集したりするとともに、児童生徒全員に啓発用チャレンジカードを配布して運動を進めている。本校では、ボランティア手帳を活用して、児童への啓発活動を全校体制でおこなっています。

岐阜県型少人数教育

 少人数学級と少人数指導を組み合わせた岐阜県の少人数教育のことをいいます。全国の多くの県が少人数学級の実施に向けて努力する中、岐阜県では、一人一人に応じたきめ細かな指導を行うために、算数や理科、英語などに少人数指導を導入しました。その後、学校生活に適応し、生活や学習習慣を身につけさせることも必要とし、小学校の1・2・3年生で1学級を35人以下とする少人数学級を導入し、今日に至っています。 。
 本校の場合で言えば、1・2・3年生を35人学級で編制し、3年から6年までの算数の授業において少人数指導をおこなっています。少人数指導については、2学級を習熟度別に3つに分けて指導をすすめたり、TTによる複数教員による指導をおこなったりしています。また、単元によっては同一授業を行っています。
 
脂質検査
 小学校5年生以上の学童の主に肥満児を中心に、 年1回脂質検査(希望者だけ)を行っております。これは、小児成人病(生活習慣病)予防健診の一部として教育委員会が 行っています。高脂血症は家族性(先天性)のものと肥満による(後天性)ものとに大きく分類されます。 肥満に伴う高脂血症はその程度にもよりますが、ほとんどの場合食事(栄養)指導によって改善できます。 一日栄養摂取量を年齢・性に応じた標準的なカロリー量にする(摂取カロリーを標準以下に制限する必要はない) とともに、脂質摂取量を制限します。適度な運動も必要ですが、もともと太っている子は運動は好きではありません。 運動量は体重に比例しますので無理なことを要求しないようにしなければなりません。肥満児の好む運動と嫌がる運動の ベスト5をあげておきました。参考にしてください。一方、家族性の高脂血症の場合は早期より薬物療法が必要になりますので 厳重な医学的な管理が必要です。本校では、学校の経営構想に「体力テスト全国平均以上」を掲げて、課題克服・児童の体力増進を目標にしています。
    
肥満児の好む運動と嫌がる運動
  好きな運動 嫌いな運動
1. 水泳 鉄棒
2. バスケットボール かけっこ
3. ソフトボール 跳び箱
4. サッカー なわとび
5. ドッジボール マット運動


就学時健康診断

就学時の健康診断は、各務原市教育委員会が、就学予定者に対し、あらかじめ健康診断を行うことにより、就学予定者の状況を把握し、保健上必要な助言や適正な就学についての指導等を行い、義務教育の円滑な実施に資するものであり、各務原市教育委員会が、あらかじめ学齢簿を作成し実施します。 
 
命を守る訓練

 命を守る訓練では、災害時における安全確保のための基本的行動の習得とともに、多種多様な災害状況を想定した訓練の実施が必要です。本校では、○地震と火災を併せた訓練(授業中、休み時間等)○消火設備、救助袋、消火器を使った参加型訓練○非常用具設備、ガス、電話、薬品等の一斉点検等も含めて実施し、地震による火災発生時の対応・不審者が侵入した場合の対応等を年間で計画的に行っています。また、新たに豪雨災害時の避難の仕方も年間計画に位置づけています。


 集団宿泊活動

小学校学習指導要領 特別活動編には、次のようにあります。
〔学校行事〕
目標 学校行事を通して,望ましい人間関係を形成し,集団への所属感や連帯感を深め,公共の精神を養い,協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的,実践的な態度を育てる。
内容 全校又は学年を単位として,学校生活に秩序と変化を与え,学校生活の充実と発展に資する体験的な活動を行うこと。

遠足・集団宿泊的行事
自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあって,見聞を広め,自然や文化などに親しむとともに,人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと。
勤労生産・奉仕的行事
勤労の尊さや生産の喜びを体得するとともに,ボランティア活動などの社会奉仕の精神を養う体験が得られるような活動を行うこと。」

 学校は、上記をふまえて、学校行事として、各小学校において、活動を工夫して集団宿泊活動を行っています。

 また、道徳教育について、「総則編」には次のように示されています。

「道徳教育を進めるに当たっては,教師と児童及び児童相互の人間関係を深めるとともに,児童が自己の生き方についての考えを深め,家庭や地域社会との連携を図りながら,集団宿泊活動やボランティア活動,自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない。その際,特に児童が基本的な生活習慣,社会生活上のきまりを身に付け,善悪を判断し,人間としてしてはならないことをしないようにすることなどに配慮しなければならない。」

 学校では、様々なねらいをもって、指導を行っています。 本校の場合、宿泊を伴う学習は、4年生1泊2日(各務原市少年自然の家)、5年生2泊3日(各務原市少年自然の家)、6年生1泊2日(修学旅行)で行っています。

 
岐阜県教育ビジョ
 教育基本法の第17条に基づいて、平成20年12月に策定した岐阜県における教育振興計画の名称。岐阜県の教育施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、先10年間を通じて目指すべき教育の基本的な方向や、今後推進すべき具体的施策を明らかにしている。岐阜県教育の現状と課題、基本理念と基本方向、7つの重点目標と44の主要施策で構成。計画期間は、平成21年度から25年度までの5年間とし、教育ビジョンの進捗状況は、毎年度県民に公表することとしている。めざす「ぎふの人間像」は、高い志とグローバルな視野をもって夢に挑戦し、家庭・地域・職場で豊かな人間性を築き、地域社会の一員として考え行動できる「地域社会人」。平成25年度に過去5年間の進捗状況について評価し、後半5年分の計画について再度発表されている。