琴の調べ

 

木の部屋から「さくらさくら」のメロディが聞こえてきます。足を運んでみると、子どもたちが琴を囲んでいました。

音楽の「日本の音楽でつながろう」の単元の中に「チャレンジ ことをひいてみよう」があります。この時間はまさに琴にチャレンジの時間です。

琴を弾くには「つめ」をはめます。この日は「角づめ」をはめて琴を弾きました。

つめの付け方が浅いと上手く糸がはじけずにいい音が出ませんが、深くつめをはめて、つめの角を糸に押し当ててはじくときれいな音が出せました。

クラスの子、全員が体験しようと思うと「さくらさくら」を全部弾くことはできません。始めの部分、琴の楽譜でいうと「♪七・七・八 七・七・八」まで弾いて、次に13本ある糸を高い方から低い方、巾から一までをジャラララランと音を鳴らして交代しました。

先日の「馬頭琴」と同じで、実物に触れることは子どもたちにとって大きな体験になります。「いい音出せた。」とうれしそうな子どもたちの姿がすてきでした。