今どきの授業③(全校道徳)

 

人権週間にちなんで、全校道徳の授業が行われました。全校に絵本「あのとき すきになったよ」を朗読するのは校長先生です。これはなかなか見られない光景です。このホームページをご覧になっていらっしゃる皆さんは、校長先生の朗読で道徳の授業を受けたことがありますか?

おしっこをもらしてばかりいる「きくちさん」は、なんとなくみんなからきらわれていましたが、小さな事件をいくつか乗り越えるうちに少しずつ仲良くなっていきます。


小さなイジメやケンカは子どものまわりにたくさんあります。
たいした理由もなしに決めつけたりしますよね。だからこそ、なんでもないひょんなことから嫌いだと思ってた子と友達になれたりもするし、知らないうちにその友情がどんどん深くなったりもする。大人の知らないところで、子どもの心は成長していく。そんな子ども目線のステキなお話です。どの学級も、画像と校長先生の朗読に全集中です。

みんなみんないいところあるんだよ!
友達はすぐ隣にいるよ!

全校放送の後、体調不良の子どものために校長先生は、別室でもう一度このお話を読んで聞かせます。こういった細かな心配りがすてきですね。稲羽西小学校では、このように一人ひとりの子どもに寄り添った支援を心がけています。