フリー参観 情報モラル講習会

本日は、終日の「フリー参観」でした。

朝から来校いただいて、子どもたちの様子や授業で頑張る姿を見ていただきました。

子どもたちも朝からソワソワしていて、教室後ろの出入り口が気になって仕方がない様子でした。

 

午後から、4,5,6年生と保護者の方を対象にした「情報モラル講習会」を開催しました。PTAの子育て広場とも兼ねた開催でした。

NTTより講師の方に来校いただき、「インターネットの安心安全な使い方」ということでお話をいただきました。

「この中で、自分用の携帯電話をもっている人、どれくらいいる?」という問いかけに、何人もの子が手を挙げました。

「では、インターネット通信ができるゲーム機をもっている人は?」という質問には、かなりの子が手を挙げました。

それを踏まえた上で、こんな写真を紹介されました。

「これは、同一人物です。私なんです。画像の加工なんて、アプリを使えば簡単です。何歳でも若返ることができます。男の人が女の人になることだってできるんです。」と。

 

安易なネットへの個人情報の掲載により、個人が特定されてしまい、被害にあったお話をされました。「写真」一枚からでも、いくつもの個人の情報が分かるということでした。

一度載せた情報は瞬く間に拡散される可能性があり、何年たっても二度と消せない「デジタルタトゥー」となってしまう怖さもお話しいただきました。

ネットゲームの課金により、何十万もの支払いを請求されたお家の話もされました。クレジットカード情報が入っている携帯電話では、多額の課金が安易にできてしまいます。

「保護者の方と子どもとで、『使う時間』や『使うときに気を付けること』、『夜の保管場所」などのルールをきちんと決めることの大切さ」

また、「ルールを決めるときには、保護者が上から下への命令で決めるものではなく、子どもも納得して決めるとよいこと」を教えていただきました。

その時に、「アメリカ 携帯 母親からの手紙」のキーワードでヒットするアメリカの母親が息子に書いた手紙を読んでいただくと参考になるということでした。ぜひ、探してみてください。

 

本日、4,5,6年生が全員、本日の研修のポイントをまとめたプリントを持ち帰りました。

それを使いながら、親子で、インターネット等への使い方について話題にしていただけるとありがたいです。

講師の方から子どもたちには、「お家の方へ、今日ここで学んだことを説明してね」という宿題が出されています。

どうぞよろしくお願いします。