各務原(かかみがはら)市

 

岐阜県南部、木曽川北岸の工業・住宅都市。1963(昭和38)年市制施行。面積は79.75平方km。人口は13万1955人(1995年現在)。  縄文遺跡が多く、市内各所には弥生遺跡や古墳・古窯跡もある。江戸時代には、中山道が通じ鵜沼宿がおかれたが、各務原台地は水利がわるく発展がおくれた。明治以後、各務原台地に陸軍飛行連隊や三菱重工航空機製作所などが設置されて急速に発展した。戦後は航空宇宙産業、自動車工業が発展し、工業出荷額の半分以上を占める。市中央部には、航空自衛隊岐阜基地がある。  JR高山本線や名鉄各務原線が市の中心部を通り、岐阜市・名古屋市への通勤圏にはいり、宅地化が急速にすすんだ。市西部の那加地区には東海北陸自動車道も通っている。この地区の新境川堤防には数千本の桜がうえられており、花見の名所となっている。市南部の稲羽地区は機業地となっている。市東部鵜沼地区の日本ライン(木曽川の渓谷)の景色は美しい。

 

 

   各務原市を空からながめた図(上が北)

 

 

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